メリットもあればデメリットもある!
働き方の多様化が進むにつれ、リモートワークを取り入れるフリーランスエンジニアが増えています。できることならリモートワークにしたいと思っても、やったことがないとちょっと不安だったりしますよね。そこで、リモートワークのメリットとデメリットについて見ていくことにしましょう。
リモートワークのメリット
リモートワーク最大のメリットは、なんといっても通勤がないことです。ひどい雨や雪の日に玄関を出たときのあの憂鬱も、ぎゅうぎゅうの満員電車の中でひたすら到着を待つあの時間も一切ナシ。カフェやコワーキングスペースへ向かうとしても、わざわざ混雑する時間帯に家を出ていく必要はナシ。通勤に1時間かかっていた人ならば、1日2時間、1週間で10時間もの時間を節約できるということになります。これを1年、10年で考えていくとトータルでかなりの時間です。日本人はどんなに悪天候でも電車とバスが動く限り会社へ向かいますよね。「天気が悪いので今日は休みます」なんて、とてもじゃないけど言えない空気があるのも事実。そんな問題もリモートワークならまったく関係ありません。雨や雪や風がどんなにひどくても、停電しない限り仕事はできます。花粉症の時期やインフルエンザの時期など、不必要に外出したくない時期にもリモートワークは最高です。出産前後や育児中の人は職場復帰に苦労することが多いですが、リモートワークができるなら無理なく仕事を続けられます!
リモートワークのデメリット
リモートワーク最大のデメリットは、人と会わなくなることです。職場があってそこに同僚がいれば、簡単なあいさつを交わしたり冗談を言い合ったりすることもできますが、リモートワークをしている人は自分から行動しない限りそれがありません。だからこそメールやチャット、電話などの通信ツールを駆使して仕事相手とのコミュニケーションを密にとっていかなければならない面があるので、出勤して働く人よりむしろ大変だと感じることがあるかもしれません。次に怖いのが緊急事態の対応です。いつどこで仕事をしているかがはっきりしていないと、緊急連絡が必要になったときに連絡が取れない可能性があります。
リモートワークは日本にどのぐらい浸透している?
リモートワークの知名度こそ徐々に上がってはきたものの、日本にすっかり浸透したとまでは言い難い状況です。総務省の調査によれば、日本のリモートワークの導入率はまだ10%台。リモートワークがうまく機能すれば、個人だけでなく企業にとってもメリットがあります。導入に踏み切った企業はその効果を実感しているようなので、これからますますリモートワークが増えてくることにはなるでしょう。